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Derek Ryan



アルバム「The Simple Things」「One Good Night」がアイルランドのナショナル・チャートで2作連続ナンバー・ワン。10月発売予定の新作「This is Me」は、ナッシュビルでレコーディングしたインターナショナル・アルバム。

Derekのミュージック・キャリアは、12歳の時から始まった。兄のエイドリアンとRyan Brothersという名で、小さなライヴハウスで演奏していた。アイルランドのカントリー・ミュージックに夢中な少年たちだった。

DerekはRyan Brothersを卒業すると、ボーイズ・グループに参加し、一旦はポップ・ミュージック・シーンに身を投じた。

そんな時代も彼のカントリー・ミュージック熱は変わらなかった。が、楽屋にある鏡の前に立ち、アコースティック・ギターを手にした姿を夢見ていた少年が、今その夢を実現させていることに、彼自身信じられない気持ちでいる。




アイルランドのCarlow Townに近いGrayhillで育ったDerekは、家族の影響で早くからアイルランドの伝統音楽を聴き始め、父親と一緒にケルト・ミュージックを学ぶレギュラーコースに通っていた。Derekは、伝統音楽の全国大会に出演し、バウロンとケイリー・ドラムの分野で優勝。その才能を発揮し始めたが、両親の希望で、学校をちゃんと卒業するという条件で彼の音楽人生を応援するという約束をした。


Derekは、2001年17歳の時に、ボーイズ・グループD-SIDEのメンバーとなり、音楽キャリアをスタートさせた。D-SIDEは、シングル「Real World」が、プラチナ・ヒットになり、アイルランド以外の国、ドイツ、フランス、中国でも成功し、UKではTop10ヒットを3曲放つ人気アイドルとなり、シングル「Invisible」では、「Top Of The Pops」に出演を果たした。スマッシュ・ヒッツ・アワードの新人賞も受賞。Blueのアリーナ・ツアーのサポートも務めた。ちなみにアルバム「Stronger Together」のソングライターは、デスモンド・チャイルドをはじめ、アンディ・ヒルといったプロデュースし、楽曲を提供している。日本でも独自の展開で、本国以上に成功しし、3枚のアルバムをリリース、日本ツアーも成功させたが、2006年に解散した。




2009年、D-SIDE解散後は、アイルランドに戻り、アイルランドをベースに地道にライヴ活動を行い、ロンドンでもライブを行っていた。その間、さまざまなオファーを受けたものの、自分がやりたい音楽をやれる環境に出会えず、音楽を一時は諦めることまで考えるようになった。彼がやりたい音楽はもちろん、カントリー・ミュージックだった。

数年は、会計士の勉強をしながら、曲作りをする日々。オーディションも積極的に受け、自分のやりたい音楽を演奏し続けた。デビューシングル「God’s Plan」を聴けば、彼のカントリー・ミュージックへの情熱がわかるはずだ。




Derekは、才能と実力を兼ね備えたシンガーだ。2010年にデビューしてからは、ソロ・デビューを果たしてからは、多くのラジオ曲で彼の曲が流れ、ライヴも次第にファンを増やしていった。時には、アイルランドを旅しながら、ひょっこりとダンスホールに顔を出し演奏することもあった。2015年にリリースになった3枚目のアルバム「One Good Night」は、前作「The Simple Things」に続き、2作連続アイルランドのチャートのナンバー・ワンに輝き、シングル「Bendigo」も大御所を抜いて、トップに輝やき、カバー曲「Shut Up And Dance」もヒットした。

Derekは彗星のことく、アイルランドのカントリー・シーンに登場し、今では彼に影響されたというカントリー・シンガーもいるほどの、スター・シンガーになった。今年は、アイルランドのThe Sunday Worldという新聞社主催の賞で、Entertainer Of The Year」「Album Of The year」に輝やき、6月にはCMA(カントリー・ミュージック・アソシエーション)でSongwriter Of The Yearを受賞した。

2016年10月は、ナッシュビルデレコーシングしたインターナショナル・アルバム「This Is Me」とカントリー・アルバム「Happy Man」を同時期にリリース。さらなる飛躍を遂げる。また9月から11月にわたり、UKツアーも予定されている。


2017年は、日本とアイルランドの外交関係樹立60周年の年で、さまざまなイベントが予定されている。アイルランドがクローズアップされる2017年に、Derek Ryanの音楽を日本のファンにも届けたい。



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